いちばんの違いは水の動き
海と川・湖のいちばんの違いは、水の動き方です。海は潮の影響で一日のうちにも水位と流れが大きく変わり、その流れが魚の活動する時間と釣りやすい場所を一緒に変えます。だから海釣りは潮と風、波を読むことが基本です。淡水には潮がない代わりに、水温や季節、雨のあとの水の色と水位の変化に敏感です。同じため池でも春と真夏、雨の翌日では条件がまったく違うため、天気と季節を読む感覚が結果を左右します。
場所・狙う魚・仕掛け・道具の手入れ・ルールまで、海と川・湖がどう違うかと、入門者に合う選び方をまとめました。
海と川・湖のいちばんの違いは、水の動き方です。海は潮の影響で一日のうちにも水位と流れが大きく変わり、その流れが魚の活動する時間と釣りやすい場所を一緒に変えます。だから海釣りは潮と風、波を読むことが基本です。淡水には潮がない代わりに、水温や季節、雨のあとの水の色と水位の変化に敏感です。同じため池でも春と真夏、雨の翌日では条件がまったく違うため、天気と季節を読む感覚が結果を左右します。
海釣りは防波堤、磯、砂浜、船の上でします。防波堤は行きやすく入門に向きますが、消波ブロックの区間は非常に危険です。磯は狙える魚が多い反面、滑りやすく波にさらされます。船釣りは魚のいる所まで連れて行ってくれますが、船酔いと船上の安全の決まりがついてきます。淡水の釣りはため池、川、渓流、管理された有料釣り場でします。管理釣り場はトイレや安全設備があり、魚を放流している所が多いので、最初の手応えを味わうのに向いています。
海では季節と地域によって、ハゼ、サバ、アジ、メバル、ソイ、アイナメなどがよく狙われます。ゴカイやエビのような生き餌が幅広く効き、回遊魚を狙うときはまき餌を使うこともあります。淡水ではフナ、コイ、ナマズ、バス、マスなどが代表的です。フナ・コイ釣りでは練り餌や穀物系の餌がよく使われ、バスのような肉食の魚はルアーで狙います。どちらにしても、その地域で今何が釣れているかは地元の釣具店の情報がいちばん確かです。
海釣りは波と潮の流れに負けないように、オモリが重く糸も太めになり、岩やフジツボに擦れることが多いのでハリスは擦れに強くなければなりません。淡水の釣り、とくにフナのウキ釣りは、細い糸と繊細なウキで小さなアタリを読むのが要です。同じ竿で両方に通うこともできますが、最初は主に行く場所に合わせて道具を選ぶほうが失敗が少なくなります。海水は金属を早く腐食させるので、海で使った竿とリールは帰ってから必ず真水ですすいで乾かしてください。
海の危険は波やうねり、満ち潮による孤立、滑りやすい岩と消波ブロックです。穏やかに見えても大きな波が突然来ることがあります。淡水の危険は思ったより深い水、急に深くなる底、雨のあと急に増える水、冬の氷の上です。ため池の斜面は苔と泥でとても滑りやすく、一度滑り落ちると一人では上がりにくくなります。どちらでも救命胴衣を着て、一人で行かないことが基本です。氷上の釣りは、指定された場所で管理者の案内に従うときだけにしてください。
海釣りには魚種ごとの禁漁期や体長制限、釣りの制限区域があり、自治体が定めた立入禁止区域もあります。淡水では水源の保護区域や自治体が定めた釣り禁止区域があり、私有のため池や管理されたため池には利用の決まりと料金が別にあります。船釣りをするなら、届け出のある遊漁船を利用するのが安全です。具体的な基準は地域や時期によって異なるので、水産を所管する機関や自治体の最新の公式案内を確認してください。
結論からいうと、行きやすく設備があればどちらでも構いません。海の近くに住んでいるなら、人が多く安全柵のある防波堤の平らな区間から、内陸なら管理された淡水の釣り場から始めるのが無難です。管理釣り場は魚がいることが保証されているので仕掛けやアワセの練習に向き、道具を貸してくれる所も多くあります。何度か経験してから自然の釣り場へ広げていけば十分です。
海の魚は腸炎ビブリオのような細菌やアニサキスのような寄生虫に、淡水の魚は肝吸虫のような寄生虫に気をつける必要があります。とくに淡水の魚は生で食べないのが原則です。食べない魚、小さすぎる魚、禁漁期の魚は、傷つけないよう素早く放してください。手を水で濡らしてから魚を持つと、体表のぬめりがはがれにくくなります。下処理と保存は別の記事で詳しく扱います。
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